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2007年11月16日 第28回サイエンスカフェ
2007年11月16日 第28回サイエンスカフェ
液晶の秘密と液晶テレビ ~未来のディスプレイはこうなる!~
講師:内田 龍男 東北大学大学院工学研究科 教授
プロフィール
内田教授の研究は液晶の物理、化学、電子工学にわたり、高純度液晶材料の合成からディスプレイへの応用まで幅広い研究開発に長年取り組んでこられました。特にカラー液晶ディスプレイの考案、高品位液晶テレビの開発などに対して、科学技術庁長官賞、内閣府産学連携功労者表彰文部科学大臣賞、米国情報表示学会特別業績賞、Jan Rajchman賞など多数を授賞されています。
開催情報
開催日:2007年11月16日(金)
概要
液晶は液体と結晶(固体)の中間の性質をもつ独特な物質として120年ほど前に発見されました。この特異な性質が40年ほど前に電子工学の分野で注目を集めるようになり、多くの基礎的研究や創意工夫、応用研究の末に現在の美しい画像を映し出す液晶ディスプレイとなりました。 このような液晶の特異な性質の紹介を行い、また、それがディスプレイとして広く使われるようになるまでの多くの失敗や苦労の道のりを紹介して、科学技術の研究の一端に触れて頂こうと思います。また、その延長にどのような未来のディスプレイがあるかご紹介します。