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2005年9月20日 第2回サイエンスカフェ
2005年9月20日 第2回サイエンスカフェ
ニュートリノは面白い~ニュートリノ地球科学の創始~
講師:鈴木 厚人 東北大学大学院理学研究科 教授
プロフィール
鈴木教授は、東北大学の副学長として、大学の運営に携わっています。また、研究面では理学研究科附属ニュートリノ科学研究センター長として、神岡鉱山の地下に高精度ニュートリノ観測装置「カムランド」を建設し、わが国のニュートリノ科学研究のリーダーとして活躍しています。2003年には「原子炉反電子ニュートリノの消滅観測」により、物理学の権威ある学術賞の仁科記念賞を受賞しました。また7月28日付けの英科学誌ネイチャーに「地球ニュートリノ検出」を発表し、世界の注目を集めています。
開催情報
開催日:2005年9月20日(金)18:00~19:45
会場 : せんだいメディアテーク
概要
ニュートリノは宇宙を構成する最小単位の粒子:素粒子です。私たちの回りはニュートリノで満ち満ちています。その量は莫大で,1cm四方の面積を1秒当たり約1兆個ものニュートリノが降り注いでいます。そして、何者にも邪魔されないかのようにそのまま素通りします。
このニュートリノを捕まえるために、私たちは岐阜県神岡鉱山の地下空洞に1,000トン液体シンチレータ?ニュートリノ観測装置を建設しました。今日は、最近の研究成果:ニュートリノ地球科学の創始について紹介します。
このニュートリノを捕まえるために、私たちは岐阜県神岡鉱山の地下空洞に1,000トン液体シンチレータ?ニュートリノ観測装置を建設しました。今日は、最近の研究成果:ニュートリノ地球科学の創始について紹介します。