2011年 | プレスリリース
筋萎縮性側索硬化症(ALS)に対するHGF(肝細胞増殖因子)による第I相臨床試験の開始について
この度、東北大学病院において 筋萎縮性側索硬化症(Amyotrophic lateral sclerosis, 以下ALS)患者を対象とした、肝細胞増殖因子(Hepatocyte growth factor, 以下HGF)組換え蛋白質の第I相臨床試験を実施する計画 (治験責任医師:東北大学大学院医学系研究科 神経内科学分野教授 青木正志、治験依頼者:クリングルファーマ株式会社) です。
ALSは、特定疾患治療研究事業対象疾患(難病)指定を受けている難治性神経疾患であり、新しい治療法?治療薬の開発が切望されてきました。本治験はHGFを直接ヒトの脊髄腔に投与する世界で初めての試験であり、HGFの安全性と体内動態を確認することを目的に行われます。
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東北大学大学院医学系研究科広報室
長神 風二(ながみ ふうじ)
東北大学脳科学グローバルCOE 特任准教授
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