東北大学と角川書店はジャーナリスト池上彰氏を招き、「先送りできない日本―第二の焼け跡からの再出発―」と題した特別セッションを平成23年9月21日（水）に開催しました。

　この特別セッションは、東北大学と角川書店が共同で開催したもので、3月11日におきた東日本大震災から日本が復興するためにいま決断すべきこと、また、解決すべきことを日本がこれまで先送りしてきた問題と合わせて池上氏が東北大生と意見交換を行い考察していくものです。

　当日は、台風の影響で運休となった公共交通機関も多いなか、約750名の来場者が会場に駆けつけ、場内は池上氏との意見交換を楽しみにする東北大生の熱気で包まれていました。セッションでは、池上氏が難解な社会問題等を分かりやすく解説し、これまで日本が先送りしてきた問題を鋭く分析しながら、東北大生との白熱した意見交換が行われました。

　時間の制約もあり意見交換ができた東北大生はわずかでしたが、来場した学生は大変満足した様子でした。