2011年 | プレスリリース
炭素12原子核の新しい励起状態を発見-生命誕生の謎にせまる-
東北大学サイクロトロン?ラジオアイソトープセンター、大阪大学核物理研究センター、京都大学大学院理学研究科、甲南大学、米国ノートルダム大学などからなる研究チームは、加速器を用いた原子核散乱の超精密測定によって、宇宙における元素合成過程に重要な役割を果たす炭素12原子核の新しい励起状態を発見しました。今回の発見により、宇宙における元素合成過程の解明が進むと共に、生命誕生の謎に迫ることが期待されます。
なお、この成果は、2011年11月14日に「Physical Review C(米国物理学会)」において公開されるとともに、米国物理学会が刊行する学術雑誌に掲載された論文の中から、特に重要な論文をピックアップして紹介する「Physics Viewpoint」において紹介されました。
関連するwebページ「Physics Viewpoint」
http://physics.aps.org/articles/v4/94
(問い合わせ先)
東北大学サイクロトロン?ラジオアイソトープセンター 助教
伊藤正俊
電話番号:022-795-7796
E-mail:itoh*cyric.tohoku.ac.jp (*を@に置き換えて下さい)
大阪大学核物理研究センター 准教授
藤原守
電話番号:06-6879-8914
E-mail:fujiwara*rcnp.osaka-u.ac.jp (*を@に置き換えて下さい)
京都大学大学院理学研究科 准教授
川畑貴裕
電話番号:075-753-3832
E-mail:kawabata*scphys.kyoto-u.ac.jp (*を@に置き換えて下さい)