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気仙沼高等学校試験場のリスニング試験に関するお詫びと経緯について

大学入試センター試験東北大学試験実施本部長

 

 平成24年1月14日に行われました大学入試センター試験の英語(リスニング)において、本学の不手際により、試験時間を繰り下げて行ったことについて、受験者の皆様にご迷惑をお掛けするとともに、保護者の皆様にご心配をお掛けしたことをお詫び申し上げます。

 今回の事態を招いた要因を充分に検証し、再発防止に努めます。                           

 

経緯 (2012年1月17日 18:57追記)

1.ミス判明日時、場所   

  平成24年1月14日(土)16:00頃   

  気仙沼高等学校試験場

 

2.判明したミスの内容

  英語のリスニング試験におけるICプレーヤーの不足

    搬送済みのICプレーヤー 39台

    不足数 200台

 

3.ミス判明までの経緯の概要 

  1月10日(火)

  午前: ?大学入試センターから東北大学に、気仙沼試験場分も含め、試験問題、解答用紙、ICプレーヤー

       等が搬入。     

       (この時点で、総数として25箱入りICプレーヤー輸送容器114箱を確認。)

  午後: ?搬入された問題?解答用紙?ICプレーヤー等を川内試験場と気仙沼試験場 に仕分け作業実施。   

       (仕分け作業本学教職員20名)

      ?仕分け作業終了後、搬入担当者が鍵のかかる保管庫に搬入。(本学教職員4名)

 

  1月12日(木)

  午後: ?気仙沼試験場の試験関連物品を輸送会社のトラックに搬入、出発。

  16:00: ?気仙沼試験場に試験関連物品が到着。

       ?受領担当者の大学職員が保管室に収容。(本学教職員5名)

 

  1月13日(金)?川内北キャンパス試験場及び気仙沼試験場の設営        

  

  1月14日(土)

  15:55~16:00頃 ?リスニング機器の準備点検中、ICプレーヤーが足りないことが判明。

             ?川内(仙台)の実施本部及び大学入試センターに連絡。

             ?双方で確認したところ川内にあることが判明。

             ?実施本部から200台のリスニング機器輸送を決定。

  16:25頃 ?200台のICプレーヤー運搬用車両1台(本学教員2名)出発。

  17:20   ?受験者に状況および繰り下げ試験の実施を説明。

  17:30~18:30頃 ?保護者に状況説明及び受験者に2回目の状況説明。

  19:00頃 ?ICプレーヤー200台到着。直ちに各試験室監督者に配付。

        ?大学入試センターへ状況報告。

  19:10  ?試験開始。

  19:40  ?解答開始。

  20:10  ?試験終了。受験者帰宅。

 

4.実施体制の問題点 

  (1) 気仙沼試験場に対する仕分け等の統一した試験関連物品チェック責任者の未配置。

  (2) 気仙沼試験場への試験関連物品の確実な個数確認方法マニュアルの未作成。

 

5.ミス発生の要因

  (1) 各試験場への仕分け時や問題冊子等の搬送時の最終チェック漏れ。

  (2) 気仙沼試験場でのリスニング機器の個数確認漏れ。

 

6.事故再発防止に対する今後の対応

  (1) 試験関連物品の仕分け、発送等全ての作業にかかる担当者及び統一責任者の配置。

  (2) 遠隔地試験場を含め、試験関連物品の確実な個数が確認できるマニュアルの作成。

  (3) 遠隔地試験場における試験関連物品の受領時及び試験開始日前の個数確認の徹底。

 

7.大学入試センター試験実施体制等  

  (1)気仙沼試験場    

     志願者数   225名    

     試験場本部員  4名    

     監督者数    21名

     事務職員    22名(本学職員数)

  (2)川内北キャンパス試験場(実施本部兼試験場)    

     志願者数  2,524名    

     実施本部員  9名(本学教員及び仙台青葉短大教員1名)    

     監督者数  164名    

     事務職員    70名

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