2012年 | プレスリリース
ナノ結晶化が高分子フィルムの電気伝導性を飛躍的に向上-フレキシブル印刷配線?レアメタルフリー透明電極材料の高性能化に新たな道-
高輝度光科学研究センター(JASRI)、東北大学、山梨大学は、次世代有機電子材料として注目されている導電性高分子材料PEDOT:PSS(ピードット?ピーエスエス)フィルムにおけるPEDOT分子のナノサイズ結晶化を世界で初めて発見しました。この発見により高い電気伝導性の起源がナノ結晶による階層的な高分子構造(階層構造)にあることを明らかにし、導電性高分子フィルムの新たな開発製造指針を示しました。
【お問い合わせ先】
<研究内容に関すること>
佐々木 孝彦 (ササキ タカヒコ)
東北大学金属材料研究所 低温電子物性学研究部門 教授
〒980-8577 仙台市青葉区片平2-1-1
Tel: 022-215-2025 Fax:022-215-2026
E-mail: takahiko*imr.tohoku.ac.jp(* を@に置き換えて下さい)
<報道担当>
東北大学金属材料研究所 総務課庶務係
〒980-8577 宮城県仙台市青葉区片平2-1-1
Tel:022-215-2181 Fax:022-215-2184
E-mail:imr-som*imr.tohoku.ac.jp(* を@に置き換えて下さい)