本文へ
ここから本文です

生活環境早期復旧技術研究センター 非破壊式の放射能検査機器を開発

 東北大学は、災害復興新生研究機構を設立して、東日本大震災からの復興に向けて、「8つのプロジェクトと復興アクション100」に取り組んでいます。プロジェクトの1つ、「放射性物質汚染対策プロジェクト」では、生活環境早期復旧技術研究センターを設置し、放射性物質によって汚染された生活環境の復旧技術の開発を行ってきました。

 このたび、同センターは、水揚げした魚を解体せずに放射性物質の測定ができる新機器を開発。10月17日、石巻市の石巻魚市場で実地検査を開始しました。従来は、魚をミキサーでミンチ状にしてから測定していたため、結果が出るまで約30分かかっていましたが、新機器では水産物以外の野菜や肉なども解体せずに測定でき、検査時間が大幅に短縮されることが期待されます。

 

news20121019_02_1.jpg

 

news20121019_02_2.jpg

 

[問い合わせ先]

生活環境早期復旧技術研究センター
センター長 石井 慶造
TEL 022-795-7943

このページの先頭へ