2013年 | プレスリリース
荷重制御型平面曲げ式疲労試験機の開発-表面改質層の亀裂発生?亀裂進展の評価が可能に!-
東北大学大学院工学研究科ナノメカニクス専攻の祖山均教授は,株式会社テークスグループと共同開発した荷重制御型平面曲げ式疲労試験機の製品実用化に成功しました。同試験機を用いれば,機器?構造物の強度や寿命を評価するための材料表面層の亀裂発生?亀裂進展の評価が可能です。実際に,ステンレス鋼に対して金属材料表面層を強化する表面改質を行い,同試験機を用いて評価したところ,表面改質により1.9 倍以上亀裂が発生しにくくなることを実証しました。
本開発内容は,日本材料学会第62 期講演会(平成25 年5 月17 日~19 日:東京工業大学)の「破壊の発生?進展とその解析?評価?計測」セッションで発表する予定です。
[研究開発に関する問合せ先]
祖山 均(ソヤマ ヒトシ)
東北大学工学研究科 ナノメカニクス専攻 教授
TEL:022-795-6891 / FAX:022-795-3758
E-mail:soyama*mm.mech.tohoku.ac.jp(*は@に置き換えてください)
[問い合わせ先]
東北大学工学研究科?工学部情報広報室
TEL/ FAX:022-795-5898
E-mail:eng-pr*eng.tohoku.ac.jp(*は@に置き換えてください)