2013年 | ニュース
サマーセミナー in 学士会館『東日本大震災から学ぶこと~東北大学の取り組み~』が開催されました
8月25日(日)、学士会主催で開催され、「津波を知り、災害時の人の心理を知り、これから起きる地震を知る」をテーマに、東日本大震災後からこれまでの東北大学の取り組みについて、報告しました。なお、東日本大震災後、学士会からは2度にわたってご寄附をお寄せいただきました。
演題1:「東日本大震災の実態と津波研究の最前線」
東北大学災害科学国際研究所 教授 今村 文彦
演題2:「災害と人間:認知心理学の視点から」
東北大学災害科学国際研究所 教授 邑本 俊亮
演題3:「連鎖する大地震:東北地方太平洋沖地震後の地震活動を予測する」
東北大学災害科学国際研究所 教授 遠田 晋次
講演に先立ち、西澤 潤一学士会理事(東北大学元総長)及び 里見 進総長から挨拶があり、これまでの東北大学に対する支援への感謝と災害科学国際研究所設立をはじめ、東北大学の震災復興の取組みについて説明がありました。
講演では、地震?津波研究から災害心理学まで、幅広い領域から災害科学の最前線の研究成果が語られました。最後に、原 信義理事(震災復興推進担当)の謝辞がありました。
当日は、320名近くの参加者で会場はほぼ満員となり、東日本大震災の状況と復興、さらには将来に向けた地震津波防災?減災研究への関心の高さがうかがわれました。
[問合せ先]
東北大学総務部広報課
TEL 022-217-4977