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地球ニュートリノグラフィのデモンストレーション:地球ニュートリノグラフィに使える反電子ニュートリノ方向検知技術

東北大学ニュートリノ科学研究センターの地球ニュートリノ観測技術と、東京大学地震研究所で開発が進められている火山のミュオグラフィ技術を融合することで、地球内部を透視する地球ニュートリノグラフィに使える可能性のある反電子ニュートリノ方向検知技術を見出しました。本技術を使うことによって、破局噴火を起こす様な巨大マグマだまり、地球形成過程で局在化したコア?マントル境界の巨大不均質構造など新たな観測窓を開ける他、原子炉モニタリング、天体物理学への貢献などの波及効果も大きいことが予想されます。

この成果は、4月24日にScientific Reports電子版に掲載されました。

地球ニュートリノの方向検知性能の比較。地球ニュートリノはcosθ=1の方向から入射している。液体シンチレーターにリシウムを添加することで方向感度が大きく向上する。詳細については論文参照(オープンアクセス)

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この記事に関する問い合わせ先

東北大学ニュートリノ科学研究センター
助教 渡辺寛子
TEL:022-795-6727
E-mail : hiroko*awa.tohoku.ac.jp (*を@に置き換えてください)

東京大学地震研究所
教授 田中宏幸
TEL:03-5841-5789
Email:ht*riken.jp, ht*eri.u-tokyo.ac.jp (*を@に置き換えてください)

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