東北大学では、平成26年度より、AO入試II期?科学オリンピック等により一足早く本学への入学が決まった高校生を対象に「入学前海外研修 ～High School Bridging Program～」を実施しており、この度、平成27年度入学予定者のための募集を開始いたしました。

東北大学は、平成24年10月より文部科学省「グローバル人材育成事業（全学型）」に採択され、「東北大学グローバルリーダー育成プログラム」（TGLプログラム）を開始しました。また、平成26年度には「スーパーグローバル大学等事業 スーパーグローバル大学創成支援トップ型」に採択され、これを機に一層の教育と研究のグローバル化を進めるべく、様々な取り組みを推進する予定です。このような取り組みの一環として本学は、学生の海外留学を積極的に推進しています。本学は、国立大学で最も協定校が多く、11月25日現在、32か国?地域、195機関と協定を締結しています。今回の入学前海外研修を通じて、入学前から米国トップレベルの大学での海外経験を積んだ意欲的な学生が増えることで、他の新入生へ良い刺激が与えられることを期待しています。

• 参考：東北大学グローバルリーダー育成プログラム（TGLプログラム）

また、先進的な人文科学?社会科学分野の教育の重点化等に取り組む高等学校等を指定?支援する「スーパーグローバルハイスクール（SGH）」事業なども通じて、高等学校との高大連携にも今後積極的に取り組んでいきます。

プログラム概要

留学期間：平成27年3月8日（日）～平成27年3月22日（日）

募集期間：平成26年12月3日（水）～平成27年1月6日（火）

留学先：カリフォルニア大学リバーサイド校（University of California, Riverside）

対　象：平成27年度AO入試II期?科学オリンピックにより入学が決まった高校生

定員数：15名

費　用：約35万円（プログラム費用、宿泊費、渡航費、海外保険料 込）
※東北大学基金により費用の一部を支援予定

主　催：東北大学

東北大学「入学前海外研修～High School Bridging Program～」

東北大学におけるAO入試制度について

本学の入試は、東北6県以外からの志願者が約6割を占め、全国の県の高校から志願者が集まることが特徴で、一般入試の他、AO入試等を実施し、全国の優秀な高校生への門戸を開いています。なお、本学のAO入試は、本学で学ぶ上で必要な基礎学力を評価する試験内容であるため、一般入試よりも難易度が高いとされています。

平成26年度AO入試は、志願者数1,171名、合格者数454名。一般入試は、志願者数6,392名、合格者数2,132名となっています。

海外研修先について

カリフォルニア大学リバーサイド校（以下UCR）の所在するリバーサイド市と仙台市は、昭和32（1957）年より56年に渡って姉妹都市の関係にあります。平成2（1990）年3月、東北大学とUCRは大学間協定を締結。平成19年には東北大学、UCR、仙台市、リバーサイド市の４者間での共同宣言に署名を行い、教育?学術研究交流、産学連携が両市によってさらに推進されるようになりました。平成26年度は短期海外研修プログラムStudy Abroad Program（SAP）を通じて、72名の学生〈平成27年3月参加予定者含む〉がUCRへ留学しています。

このように、長年築いてきたUCRとの信頼関係に基づいて、「入学前海外研修プログラム」の実施に至りました。平成25年2月にUCR内に開設した「東北大学センター」には教員が常住しており、入学前海外研修参加者へ充実したサポートを提供することができます。

問い合わせ先

東北大学高度教養教育?学生支援機構グローバルラーニングセンター
東北大学教育?学生支援部 留学生課
担当: 水松?遠藤
TEL: 022-795-4818
FAX: 022-795-7826
Email: tubridge*bureau.tohoku.ac.jp（*を@に置き換えてください）
URL: http://www.tgl.tohoku.ac.jp