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酸化物ガラスの新しい結晶化機構を発見 ~革新機能ガラス材料の創製に向けて~

東北大学大学院工学研究科応用物理学専攻の高野和也氏(修士課程2年),高橋儀宏准教授,藤原 巧教授及びドイツのフリードリヒ?シラー大学イエナ(通称イエナ大学)オットー?ショット研究所のウルフガング?ヴィズネスキ(Wolfgang Wisniewski)博士とクリスチァン?ラッセル(Christian Rüssel)教授は,酸化物ガラスにおいて,これまでに報告例のない特異な結晶成長および配向組織形成の観測に成功しました。これは東北大?藤原グループの先駆的な研究報告が契機となっており,各国の関連研究者によりその再現性が実証され,先進性への評価が高まる中で今回の国際共同研究の成果につながりました。
 今回の成果は,実現が困難とされていた配向構造を有するガラスセラミックス材料の開発に大きな進展をもたらすものと期待されます。
 本研究の内容は,英国オンライン科学誌「Scientific Reports」(3月17日)に掲載されました。

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問い合わせ先

<問い合わせ一般>
東北大学工学研究科?工学部情報広報室
Tel/Fax: 022-795-5898
E-mail: eng-pr*eng.tohoku.ac.jp

<研究に関すること>
高橋 儀宏(タカハシ ヨシヒロ)
東北大学大学院工学研究科 応用物理学専攻 准教授
Tel: 022-795-7965
E-mail: takahashi*laser.apph.tohoku.ac.jp

藤原 巧(フジワラ タクミ)
東北大学大学院工学研究科 応用物理学専攻 教授
Tel: 022-795-7964
E-mail: fujiwara*laser.apph.tohoku.ac.jp

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