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サイボーグ超分子がときあかす病原物質の起源

東京大学 大学院工学系研究科 応用化学専攻の藤田誠教授と自然科学研究機構 岡崎統合バイオサイエンスセンター/分子科学研究所の加藤晃一教授、東北大学 原子分子材料科学高等研究機構の佐藤宗太准教授らの研究グループは、精巧につくられたサイボーグ超分子をつかって、病因物質であるタンパク質が細胞表面でどのように捕らえられているのか、詳細に明らかにすることに成功しました。
 このサイボーグ超分子は、生命に由来する分子や人工合成された分子など、さまざまな分子を自在に移植することで、使用目的に合わせた自由な分子設計ができます。今後、発病のメカニズムを調べる解析ツールとしてつかわれることが期待されます。さらに、病因物質を吸着して除去するように設計することで、創薬や治療へと応用されることが期待されます。

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問い合わせ先

佐藤宗太(さとうそうた)
東北大学 原子分子材料科学高等研究機構 准教授
電話:022-217-6160  FAX:022-217-6233
メール:satosota*m.tohoku.ac.jp (*を@に置き換えてください)

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