本文へ
ここから本文です

騒音性難聴に関連する遺伝子を発見 ‐酸化ストレス応答機構の活性化は騒音性難聴の予防を可能にする‐

 東北大学加齢医学研究所遺伝子発現制御分野の本橋ほづみ教授と防衛医科大学校の松尾洋孝講師の研究グループは、生体の酸化ストレス応答を担う制御タンパ ク質NRF2の活性が、騒音性難聴のなりやすさに関連することを発見しました。NRF2の活性化は、強大音による酸化ストレス障害から内耳を保護し、聴力の低下を防ぐことを明らかにしました。そして、NRF2の量が少なめになるNRF2遺伝子の一塩基多型を持つ人は、騒音性難聴になりやすい傾向があることを見出しました。NRF2の活性を増強させることで、騒音性難聴の予防が可能になると期待されます。
 本研究成果は、1月18日に英国の学術誌Scientific Reportsに掲載されました。

NRF2の活性化がもたらす騒音性難聴の防御効果

詳細(プレスリリース本文)PDF

問い合わせ先

(内容について)
東北大学加齢医学研究所 
〒980-8575 仙台市青葉区星陵町4-1
担当:本橋ほづみ
電話:022-717-8550
E-mail:hozumim*med.tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)

(取材について)
東北大学加齢医学研究所広報室
〒980-8575 仙台市青葉区星陵町4-1
担当:広報室担当者 花岡
電話:022-717-8496
E-mail:pr-office*idac.tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)

このページの先頭へ