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超柔軟構造の液晶デバイスを開発~自由に曲げられるフレキシブル液晶ディスプレイを目指して~

東北大学大学院工学研究科電子工学専攻の藤掛英夫教授、石鍋隆宏准教授らの研究グループは、極めて薄いプラスチック基板2枚を微細な高分子壁スペーサで接着して貼り合わせることにより、超柔軟構造の液晶デバイスを開発することに成功しました。

本研究の成果は、大画面化?高画質化?安定動作が可能な液晶ディスプレイを、有機EL並みに柔軟化できることを明らかにしたものです。そのため、携帯情報端末、ウェラブルシステム、車載ディスプレイ、デジタルサイネージ等への応用が期待されます。

上記の研究成果は、2016年5月22日より米国サンフランシスコで開催される国際会議 SID (Society for Information Display) International Symposiumにて発表される予定です。

左図
右図

液晶用に開発した極薄ポリイミド透明基板(左)と、試作した液晶デバイスをガラス棒に巻き付けた耐久試験の様子(右)。

詳細(プレスリリース本文)PDF

問い合わせ先

東北大学大学院工学研究科電子工学専攻
教授 藤掛 英夫(フジカケ ヒデオ)
TEL:022-795-7117

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