2016年 | プレスリリース?研究成果
原子層物質?低次元半導体の熱電性能の理論が23年ぶりに更新
東北大学大学院理学研究科の研究グループ Nguyen T. Hung(大学院生)、A. R. T. Nugraha(助教)、E. H. Hasdeo(大学院生)、M. S. Dresselhaus(MIT, 教授)、齋藤理一郎(教授)は、熱電性能の理論を23年ぶりに更新し、より普遍的な概念を導入することに成功しました。
熱電のパワーファクターを3次元の値でスケールしたものを、熱的ドブロイ波長Λ / 閉じ込め長L の関数としてプロット。Λ/Lが1より小さいと、熱電性能が上がる。点線が理論。点がいろいろな実験結果。
問い合わせ先
東北大学大学院理学研究科
物理学専攻物性理論研究室
教授 齋藤 理一郎(さいとう りいちろう)
電話:022-795-7754
E-mail:rsaito*flex.phys.tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)