2016年 | プレスリリース?研究成果
光照射だけでスピン偏極電流が発生する磁性トポロジカル絶縁体-高速スピントロニクスへの応用に前進-
理化学研究所(理研)創発物性科学研究センター創発光物性研究ユニットの小川直毅ユニットリーダー、強相関物性研究グループの十倉好紀グループディレクター(東京大学大学院工学系研究科教授)、安田憲司研修生(同研究科博士課程)、強相関界面研究グループの川﨑雅司グループディレクター(同研究科教授)、強相関量子伝導研究チームの吉見龍太郎基礎科学特別研究員、東北大学金属材料研究所の塚﨑敦教授らの共同研究グループは「トポロジカル絶縁体」の薄膜にパルス光を照射することにより、外部電場を加えなくても大きなスピン偏極光電流が発生し、この光電流を永久磁石で加えることができる大きさの外部磁場で制御できることを発見しました。
本成果は、英国のオンライン科学雑誌『Nature Communications』(7月20日付け:日本時間7月20日)に掲載されました。
トポロジカル絶縁体表面のディラック電子状態の模式図
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E-mail : tsukazaki*imr.tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)
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東北大学金属材料研究所 情報企画室広報班
横山 美沙
Tel: 022-215-2144
E-mail : pro-adm*imr.tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)