2017年 | ニュース
登米市と経済学研究科地域イノベーション研究センターとの連携協力協定締結 ~人材育成と登米市周辺地域産業の活性化に向けて~
経済学研究科地域イノベーション研究センターでは、3月17日(金)に登米市と連携協力協定を締結いたしました。
この連携協力協定の目的は、地域イノベーション研究センターと登米市が施設設備や人材等の様々な資源を活用し、連携協力することにより、登米市および周辺地域産業の活性化を図ることにあります。主な連携事業は、①若年経営者および支援者の育成事業 ②中小企業の経営改善及びイノベーション促進事業 ③地域活性化に関する調査研究事業 ④東北大学が実施する地域イノベーションプロデューサー塾(1)及び地域イノベーションアドバ―ザー塾(2)の運営事業 等です。
今後、本協定に基づき、登米市より地域イノベーションプロデューサー塾、地域イノベーションアドバイザー塾の運営協力をいただくとともに、登米地域や気仙沼などの宮城県北部地域の若手経営者育成のための経営セミナー等の実施など、地域企業のイノベーション促進による地域活性化のための取組を共同で行って参ります。
3月17日に行われた連携協力協定調印式の様子
注)
(1)地域イノベーションプロデューサー塾(RIPS)
地域イノベーション研究センターが2012年度から実施している地域企業、特に中小企業の経営人材を対象に、革新的なイノベーションによる新事業の開発を促進し、地域における新たな雇用機会の創出と産業振興に貢献できる革新的なプロデューサーを育成する塾。これまで、142名が卒塾し、新しい事業に取り組むことで雇用創出等大きな成果を挙げつつある。
(2)地域イノベーションアドバイザー塾(RIAS)
地域イノベーション研究センターが実施している地域金融機関職員など地域企業経営者のイノベーションを支援する者(アドバイザー)を対象に、目利き能力など高度な支援力を有する者の育成を目指す塾。2015年度より開講し、57名が卒塾している。
問い合わせ先
東北大学大学院経済学研究科
地域イノベーション研究センター
TEL:022-217-6265
FAX:022-217-6266
E-mail:rirc*econ.tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)