本文へ
ここから本文です

「マーゴットのお城」出版 「川島隆太研究室」若手女性脳科学者が書いた物語が5月に上梓されます

本学大学院医学研究科博士課程在学中の女子学生が、課外に書き紡いだ物語『マーゴットのお城』が5月に上梓されます。本学学生の才能が多方面で開花した良い実例です。

東北大学加齢医学研究所川島隆太研究室在籍の若手女性脳科学者が書いた小説『マーゴットのお城』, それを原作とした絵本『マーゴット』が平成30年5月に出版されます。絵は巨匠 黒田征太郎氏の描き下ろしです。原作者の桜咲 ゆかこ(ペンネーム)は、本学法学部出身であり, 脳機能イメージング研究の傍ら書き紡いだ『マーゴットのお城』は,少年と人形の絆を描いた優しいメルヘンです。科学研究は,一般的には分析的な作業が主ですが,創作活動はこれとは真逆の脳の活動。本学学生の才能が多方面で開花した良い実例です。

東北大学加齢医学研究所川島隆太研究室在籍の若手女性脳科学者が書いた小説『マーゴットのお城』と, この物語を原作とした英訳付き絵本『マーゴット』の2冊が平成30年5月に出版されます。さらに, 上記2点をケースに入れたセットも発売されます。国際的に活躍中の巨匠 黒田征太郎氏が, この小説?絵本のために絵を多数描き下ろされました。黒田氏のイラストは小説では表紙と挿絵で, 絵本ではフルカラーで掲載されます。

原作者の桜咲 ゆかこ(ペンネーム)は、本学法学部出身で, 現在本学大学院医学研究科博士課程に在籍中。昼間は脳機能イメージングを武器に法学的思考に関わる研究を行い, 夜は『マーゴットのお城』を書きつづりました。これは東北大学ならではの, 一つの学術領域にとどまらずに学生の個性を自由に伸ばす環境,気風により育まれた学生の才能が結実した好例といえます。

『マーゴットのお城』は,少年と人形の絆や, 想いの力が小さな奇跡を起こす物語です。天涯孤独の少年が人形と共にたどり着いた街で, 一生を捧げる仕事や、師匠や仲間といったかけがえのない存在を見つけて成長し, 最後に自分たちに大きな贈り物をします。テーマは大切な人の喪失と, それを乗り越えて再び生きる希望を見出すというものであり, 多くの方が共感できるのではないでしょうか。イラストの温かな色調からも伝わるように, 子どもから大人まで楽しめる優しいメルヘンです。

詳細(プレスリリース本文)PDF

問い合わせ先

東北大学加齢医学研究所
担当 橋本、小林
電話 022-717-7988
E-mail fbi*grp.tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)

このページの先頭へ