2018年 | ニュース
公開シンポジウム「東日本大震災後の10年を見据えて」を開催
日本学術会議第一部、東北地区会議、国立大学法人東北大学は7月29日、東北大学川内キャンパスで公開シンポジウム「東日本大震災後の10年を見据えて」を開催しました。
東北大学の大野英男総長、日本学術会議東北地区会議代表幹事であり東北大学大学院医工学研究科の厨川常元研究科長及び日本学術会議第一部部長であり東京大学社会科学研究所の佐藤岩夫所長の開会挨拶を皮切りに、シンポジウムの前半は、日本学術会議連携会員であり横浜国立大学大学院都市イノベーション研究院の吉原直樹教授が社会学の立場から、東北大学災害科学国際研究所の佐藤大介准教授が歴史資料保存研究の立場から、東日本大震災当時仙台市長だった奥山恵美子氏が現場の視点から、それぞれ講演を行いました。
後半は、3名の講演者に加え、討論者に日本学術会議第一部幹事であり一橋大学大学院社会学研究科の町村敬志教授、東北大学公共政策大学院?法学研究科?災害科学国際研究所の島田明夫教授、司会者に日本学術会議第一部会員であり東北大学大学院文学研究科の佐藤嘉倫教授を迎え、総合討論を実施しました。シンポジウムに参加された多くの参加者と共に東日本大震災からの復興に向けた今後の課題や被災地支援の在り方等について意見交換を行い、理解を深める有意義な機会となりました。
挨拶する大野総長
総合討論。左から吉原教授、佐藤准教授
総合討論。奥山氏、町村教授、島田教授
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