2019年 | 受賞
マイクロシステム融合研究開発センター 戸津健太郎准教授、森山雅昭助手、江刺正喜教授が開発支援した成果が文部科学省ナノテクノロジープラットフォーム事業平成 30年度「秀でた利用成果」最優秀賞を受賞
文部科学省ナノテクノロジープラットフォーム事業において、本学マイクロシステム融合研究開発センター 戸津健太郎准教授、森山雅昭助手、江刺正喜教授が開発を支援した成果が、同事業の平成30年度「秀でた利用成果」最優秀賞を受賞し、「第18回 国際ナノテクノロジー総合展?技術会議(nano tech 2019、場所:東京ビッグサイト)」において、平成31年1月30日、授賞式が行われました。
受賞対象の成果は、浜松ホトニクス株式会社 杉山厚志氏、大河原悟氏による「広帯域波長掃引パルス量子カスケードレーザの開発」であり、高速で広帯域の波長掃引を実現するための回転振動型MEMS回折格子の開発を、本学ナノテク融合技術支援センター微細加工プラットフォーム(実施場所:西澤潤一記念研究センター内試作コインランドリ)において支援しました。
小型、高速、広帯域の波長掃引型レーザ光源が初めて製品化されており、従来の大型で高価、高性能なフーリエ変換赤外分光計(FT-IR)に代わる小型で高速な赤外分光計測の光源としての応用が期待されます。
- 文部科学省ナノテクノロジープラットフォーム平成30年度「秀でた利用成果」の詳細
(ナノテクジャパンウェブサイト?ニュース) - 国立研究開発法人物質?材料研究機構 ナノテクノロジープラットフォームセンター
(プレスリリース) - 波長掃引パルス量子カスケードレーザの詳細
(浜松ホトニクス株式会社 製品?技術ハイライト)
授賞式
浜松ホトニクス株式会社 杉山氏(左)と戸津准教授
「波長掃引パルス量子カスケードレーザ」の展示
問い合わせ先
マイクロシステム融合研究開発センター 支援室
電話番号 : 022-229-4113
E-mail : micro-shien*grp.tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)