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東北大学と中国社会科学院が大学間学術交流協定の更新調印式を行いました

2019年7月9日(火)、中国社会科学院高翔副院長一行が来訪し、本学との大学間学術交流協定の更新調印式を行いました。

中国社会科学院は、中国における人文社会系学術機関の最高峰に位置し、本学とは2008年に大学間学術交流協定を締結し、今回が二回目の協定更新となりました。

調印式に先立つ本学山口昌弘副学長との懇談では、日中両国の文化的な近しさや、両国において、お互いの文学が非常に親しまれていること、実際に高副院長は『中国思想史』(溝口雄三他著)を、山口副学長は『三国志』を愛読してきたことが話題に上りました。

また、高副院長は、2008年以降、両学間で行われてきた交流の軌跡を本学で学んだ中国人文学者魯迅の著作の一節「もともと地上に道はない。歩く人が多くなれば、それが道になるのだ」(『故郷』魯迅、竹内好訳より)に擬え、その成果の上に、更なる協力関係を築いていきたいと述べ、今後、日中文学の比較研究についての研究交流を提案しました。

懇談に引き続き、一行は本学史料館、魯迅の学んだ階段教室、附属図書館を見学に訪れたほか、文学研究科川合安教授との面談を行いました。

協定書を取り交わす高副院長(左)と山口副学長(右)

史料館を見学する高副院長一行

附属図書館で柳原敏昭文学研究科教授から説明を受ける一行

川合教授との面談後の集合写真

問い合わせ先

国際企画課
TEL:022-217-4844

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