2024年 | ニュース
令和5年度総長教育賞受賞者について
総長教育賞は、本学の教育理念に基づき、誠意と熱意をもって職務に取り組まれ優れた教育の成果を挙げた教職員を表彰するもので、3月19日に総長から賞状が授与されました。
受賞者及び受賞理由は次のとおりです。
■情報科学研究科 准教授 鈴木 顕
鈴木顕准教授は、全学教育における数理?データサイエンス?AI(AIMD)教育の立上げと充実に尽力し、また、挑創カレッジ コンピュテーショナル?データサイエンス(CDS)プログラム関連科目を担当し、1,000名規模の授業をオンライン対応も含め実施して、学生から高い評価を得ています。また、本学のみならず多くの大学教育にも波及しうるオンラインの授業実践(者)として高く評価されるものであり、全学的なAIMD教育構築への貢献も多大なものがあります。以上の業績と貢献が高く評価されたことから、選考の結果、総長教育賞に相応しいと判断されました。
■高度教養教育?学生支援機構 グローバルラーニングセンター
教授 粕壁 善隆、特任教授 渡邉 由美子
粕壁善隆教授、渡邉由美子特任教授は、「国際学士コース」の全学推進における中心的役割を担い、国際入試(広報戦略?リクルーティング、海外入試)、入学前教育、入学後の修学、キャリア支援に至るまでの制度設計と学生支援に尽力するなど、現在の留学生教育の基盤を築きました。同時に、本学の知名度向上にも大いに貢献しました。特に、東南アジアをはじめ海外高校との連携強化には信頼関係構築が不可欠であり、候補者の果たした役割は大きいものがあります。以上の業績と貢献が高く評価されたことから、選考の結果、総長教育賞に相応しいと判断されました。
■経済学研究科 教授 藤本 雅彦
藤本雅彦教授は、地域イノベーション研究センター長として、地域の事業者を育成し、新規事業創出を支援する「地域イノベーションプロデューサー塾(RIPS)」及び事業者を支援する地域金融機関等の職員を育成する「地域イノベーションアドバイザー塾(RIAS)」を長期にわたり実施し、本学のリスキリング教育の促進と地域経済の活性化に貢献してきました。
2012年及び2015年に開講された2つのプログラムは、本学学生が対象ではなく、北海道?東北地域の事業者とこれを支援する金融機関の職員を対象とするものですが、その継続性、量的規模、参加者による評価、新事業への展開や新しい連携の創出などいずれの面からも特筆されるべき取り組みであり、経済学研究科の特色を生かした取組であると高く評価でき、本学の地域貢献?地域連携教育の機能に大きく貢献していると認められます。以上の業績と貢献が高く評価されたことから、選考の結果、総長教育賞に相応しいと判断されました。
問い合わせ先
教育?学生支援部教務課
TEL: 022-795-4982