2024年 | ニュース
「東北大学NanoTerasuを活用した研究事例」ウェブサイトを開設しました
この度、NanoTerasuを実際に活用した研究事例や、東北大学独自のNanoTerasu利活用を推進する取組?支援制度を掲載する「東北大学NanoTerasuを活用した研究事例」ウェブサイトを開設しました。
3GeV高輝度放射光施設 NanoTerasu(ナノテラス)は、本学青葉山新キャンパスに2024年4月に運用が開始された、1メートルの10億分の1というナノの世界を観察することができる世界最高水準の先端大型研究施設です。
NanoTerasuでは電子を加速器によりほぼ光の速さまで加速し、太陽光の約10億倍にも及ぶ放射光を発生させ、これを物質に照らすことにより観察が可能です。この観察を通じて、基礎科学はもちろんのこと、エネルギー、材料、デバイス、バイオ、食品など様々な産業領域において幅広く利用され、科学とイノベーションの両面を支えます。
地域パートナーで唯一の学術機関である本学は、積極的にNanoTerasuの利活用の方法を開拓するとともに、今回開設したウェブサイトによってその成果を公開し、NanoTerasuの優位性、特徴を発信していきます。
※NanoTerasuは、官民地域パートナーシップに基づき、国の主体である国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構、地域パートナーの代表機関である一般財団法人光科学イノベーションセンター、共用促進法に基づく利用促進業務を行う公益財団法人高輝度光科学研究センターにより運営されています。
問い合わせ先
ナノテラス共創推進課 利用推進係
TEL:022-217-6063
Email:3gev-suisin*grp.tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)
問い合わせフォーム:Google Form