本文へ
ここから本文です

半導体テクノロジーシンポジウム2024 産学共創で拓く未来 ー最先端研究と次世代人材育成ー を開催いたしました

東北大学は2024年12月13日、産学共創の下で半導体テクノロジーにおける研究開発と人材育成の取り組みが一層拡大されることを目的とし、東京ビッグサイト(東京都)にて「半導体テクノロジーシンポジウム2024 産学共創で拓く未来 ー最先端研究と次世代人材育成ー」を開催しました。

本学は、2021年6月1日に「半導体テクノロジー共創体」を設立し、世界の研究機関や企業と共創し、国内外の半導体研究の強化に貢献することを目指しています。2022年より開催している半導体テクノロジーシンポジウムは、今回で第3回目を迎え、昨年に引き続きSEMI JAPANとの連携により、「SEMICON JAPAN 2024」(12月11日~13日)のステージの1つであるSUMMIT Aにて執り行いました。

シンポジウムでは、半導体テクノロジーの持続的な発展には、最先端の研究開発とともに優秀な人材育成が不可欠であることを踏まえ、産官学のトップリーダーが半導体分野における産学連携の国内外の事例を紹介し、未来への道筋を議論しました。

本学冨永悌二総長による開会挨拶に始まり、ご来賓の奥家敏和 経済産業省大臣官房審議官(商務情報政策局担当)、また、同じくご来賓の堀内義規文部科学省研究開発局長から、それぞれご挨拶を頂戴しました。

その後、Rapidus株式会社の東哲郎取締役会長から『Rapidusの経営戦略と人財育成』、キオクシアホールディングス株式会社 早坂伸夫代表取締役社長から『AI時代を支えるフラッシュメモリ』、アーム株式会社の横山崇幸代表取締役社長から『Building the AI Compute Platform of the Future』のタイトルでそれぞれご講演をいただき、本学国際集積エレクトロニクス研究開発センター長の遠藤哲郎教授からは『産学共創による東北大学の最先端半導体研究、そして次世代人材育成への貢献』と題し、大学における取組の紹介を行いました。

続いて東京エレクトロン株式会社の河合利樹 代表取締役社長?CEOから『The Future of the Semiconductor Industry and People』、国立陽明交通大学(台湾)の林奇宏 学長から『Emergence of Taiwan's Semiconductor Industry』と題したご講演をいただきました。

後半に行われたアカデミアによるパネルディスカッションには、北海道大学 葛西誠也教授、東京大学 池田誠教授、東京科学大学 若林整教授、名古屋大学 須田淳教授、広島大学 寺本章伸教授、九州工業大学 中村和之教授、熊本大学 飯田全広教授、モデレーターに本学の戸津健太郎教授、そしてコメンテーターには本学の大野英男総長特別顧問が登壇し、半導体研究開発や人材育成における産学連携の特徴的な取組について各大学のショートプレゼンを行った後、パネルディスカッションにて取組推進の課題や産業界への期待及び国際連携や異分野融合などの今後の展望について意見交換を行いました。

本学の青木孝文理事?副学長からの閉会挨拶をもって、約500名の方々にご参加いただいた今回のシンポジウムは盛会の内に幕を閉じました。

開会挨拶:冨永悌二 東北大学総長

パネルディスカッションのようす

問い合わせ先

東北大学半導体テクノロジー共創体事務局
Email:semicon.tu*grp.tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)

このページの先頭へ