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国際シンポジウム「サステイナビリティのための高等教育におけるエデュフェア/フェアマインドの構築」を開催しました

3月8日、東北大学大学院教育学研究科にて、国際シンポジウム「サステイナビリティのための高等教育におけるエデュフェア/フェアマインドの構築」が開催されました。

シンポジウムは、山口 昌弘 副学長(教育改革?国際戦略担当)の開会の辞で始まりました。山口 副学長は、アジア太平洋地域からの講演者を温かく迎え入れ、また、日常生活における公正と公平の重要性、そして人々の公正な心を築き、高めるための高等教育の役割についての見識を披露しました。

基調講演では、北京師範大学教育学部のグレッグ?ウィリアム?ミシアゼック教授が「Ecopedagogically Reinvesting Education: Teaching Towards Globally All-Inclusive Socio-Environmental Justice and Planetary Sustainability」と題して講演を行い、持続可能な社会を実現するために高等教育が果たすべき役割について、貴重なお話をいただきました。さらに、グローバルな視野を持つことの重要性や、そのための社会正義の重要性についても貴重な示唆を与えました。

基調講演に続き、6大学(南京師範大学、台湾国立政治大学、台湾国立台湾師範大学、韓国大学、チュラロンコン大学、東北大学)のケーススタディが各大学の教授によって紹介され、最後に、パネルディスカッションが行われました。アジア太平洋地域からの研究者と一緒に平和、持続可能性、レジリエンスを達成するために、公正、正義、公平な教育?学習に必要な変容について意見交換を行いました。

本シンポジウムを通じて、エデュフェア/フェアマインドを実現するためのオルタナティブな教育ビジョンの再構築に必要な知見を得ることができただけでなく、アジア太平洋地域の研究者や教育機関間の国際的なコミュニケーションを強化することができました。

シンポジウム参加者

問い合わせ先

教育学研究科国際交流支援室
Email:sed-ie*grp.tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)

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