2012年 | プレスリリース
「電子の電荷とスピンを利用した待機電力ゼロの低電力システムLSI 高速高集積化?高信頼性化技術の開発?実証」について (全体概要)
国立大学法人東北大学(総長:里見進/以下、東北大学)省エネルギー?スピントロニクス集積化システムセンターの大野英男センター長のグループは、日本電気株式会社(以下/NEC)他と共同で、日本学術振興会より助成を受けて、最先端研究開発支援プログラム「省エネルギー?スピントロニクス論理集積回路の研究開発」を行ってまいりました。このたび、電子の電荷とスピンを利用したスピントロニクス技術に基づく待機電力ゼロの低電力スピントロニクス?システムLSIの実現に向けて、高速高集積化技術および高信頼性化技術(高速高集積ロジック混載メモリ応用技術、誤動作回避技術、3次元積層不揮発LSI技術、高耐久性技術)の開発?実証に成功しました。
※この記事に関するそのほかのプレスリリース
- 待機電力ゼロのロジック混載用高速高集積不揮発性メモリの動作実証に世界で初めて成功
- スピントロニクス技術を用いて世界初の三次元積層型スピンプロセッサを開発
- 世界初、スピントロニクス論理集積回路の信頼性を向上する技術を開発 ~電子機器の待機電力ゼロを実現する回路の実用化へ前進~
- スピントロニクス技術を用いた世界最小の待機電力ゼロ汎用検索集積回路(TCAM)の実証 -磁石と半導体の組み合わせにより極限まで回路の高密度化を達成-
- 3端子型スピントロニクス素子の高信頼性を実証
[お問い合わせ先]
東北大学 省エネルギー?スピントロニクス集積化システムセンター支援室
室長 門脇 豊
TEL 022-217-6116
E-mail sien*csis.tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)