2014年 | プレスリリース?研究成果
腸内環境改善による腎臓病治療法の開発―便秘症の治療薬が腎臓病の治療薬になる可能性―
東北大学大学院医学系研究科および医工学研究科病態液性制御学分野(宮城県仙台市)の阿部高明(あべ たかあき)教授らは、慶應義塾大学先端生命科学研究所(山形県鶴岡市)の福田真嗣(ふくだ しんじ)特任准教授、曽我朋義(そが ともよし)教授らの研究グループとともに、便秘症の治療薬として使用されるルビプロストンという薬剤に慢性腎臓病の進行を抑える効果があることを発見しました。
本研究の成果は便秘症治療薬のルビプロストンが慢性腎臓病の新しい治療薬となりうる可能性を示す発見であり、今後、臨床での応用が期待されます。
今回の研究成果は、平成26年12月18日午後5時(日本時間19日午前7時)に米国腎臓学会学術誌Journal of the American Society of Nephrology電子版に掲載されました。
問い合わせ先
<研究に関すること>
東北大学大学院医学系研究科?医工学研究科
病態液性制御学分野
教授 阿部 高明(あべ たかあき)
電話番号:022-717-7163
Eメール:takaabe*med.tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)
<報道担当>
東北大学大学院医学系研究科?医学部広報室
講師 稲田 仁(いなだ ひとし)
電話番号:022-717-7891
FAX番号:022-717-8187
Eメール:hinada*med.tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)