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遷移金属酸化物で量子ホール効果を実現-強い電子同士の反発力を用いた量子デバイスへ道-

理化学研究所創発物性科学研究センターの高橋圭上級研究員(科学技術振興機構さきがけ研究者)、デニス?マリエンコ研究員、川﨑雅司グループディレクター(東京大学大学院工学系研究科教授)、サイード?バハラミー ユニットリーダー(東京大学大学院工学系研究科特任講師)、東北大学金属材料研究所の塚﨑敦教授らの共同研究グループは、チタン酸ストロンチウム(SrTiO3)の高品質単結晶薄膜を作製し、電子を平面上に閉じ込めた二次元電子構造において、「量子ホール効果」の観察に成功しました。
 成果は、国際科学雑誌『Nature Communications』に掲載されるのに先立ち、オンライン版(5月27日付け:日本時間5月27日)に掲載されました。

デルタドープSrTiO3構造における電気特性測定の模式図

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問い合わせ先

〈研究に関すること〉
東北大学金属材料研究所
教授 塚﨑 敦
Tel:022-215-2085 
E-mail:tsukazaki*imr.tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)

〈報道に関すること〉
東北大学金属材料研究所 情報企画室広報班
横山 美沙
Tel:022-215-2144 
E-mail:pro-adm*imr.tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)

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