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Discover Tohoku University ?東北大学ってこんな大学?

オープンキャンパス行ってみた2024 ~2日目 青葉山編~

東北大学学生広報スタッフの小滝です。

秋をすっ飛ばして冬がやってきたような今日この頃ですね。
広瀬川沿いで芋煮会をする東北大生を見かける季節になりました!

前回に引き続き、今回はオープンキャンパス2日目(7/31)の青葉山キャンパスの様子をお届けします。

内容が盛りだくさんなので、楽しんで読んでいただけるとうれしいです。

工学部材料科学総合学科:研究室バックヤードツアー(三木研究室)
取材:生命科学研究科 修士2年 堀川 みなる

2日目(7/31)の青葉山キャンパスの様子をご紹介します。

私は工学部材料科学総合学科の「研究室バックヤードツアー」に参加させていただきました。行くのは三木貴博教授の金属プロセス工学研究室です!

材料科学総合学科にお邪魔させていただくのは初めてだったのですが、入った瞬間に驚きました。とても建物が綺麗...!

材料科学総合学科の内観(別日に撮影)

さっそく、案内された部屋に入り、3人の高校生と保護者の方々、三木先生と一緒に研究室に向かいました。バックヤードツアーが始まる!と胸をときめかせながら先生についていき、まずは先生の部屋に案内していただきました。

先生の部屋に入ると壁には東北楽天ゴールデンイーグルス(以下、楽天)のタオル、イスには楽天の上着など楽天グッズだらけでした。楽天がとってもお好きなようで楽天のお話を少しされた後、ニコニコしながら研究内容についてお話してくださいました。私は生物系の人間なので工学系のことはさっぱりだったのですが、溶融金属について分かりやすくお話していただいたおかげでとっても面白く理解できました。

日本や世界における金属資源の課題や解決策、大学ができることなど自分が知らなかった世界を少しだけではありますが覗けたことは非常に良い経験になりました。

成分解析を行っている様子...!

その後は、三木先生と学生さんたちが研究室内を一周ぐるっと回りながら説明してくださいました。

非常に大きな冷却装置を見せてくれたり、実際に目の前で金属の成分解析を行ってくださったりと情報量がてんこもりのバックヤードツアーでした。

様々な研究室で行われているようで、他の研究室のバックヤードツアーにも参加したくなりました!

工学部:女子中高生のためのミニフォーラム(講義①女性教員による研究紹介)
取材:教育学部3年 小滝 真悠

堀川さんと山口さんと一緒に、「女子中高生のためのミニフォーラム」にお邪魔しました。

11時開始の段階でほぼ満席...!多くの女子中高生と保護者の方が熱心に話を聞いていました

開会に際して、工学部長の伊藤彰則教授と、工学研究科長補佐(DEI推進担当)の北川尚美教授が挨拶されました。

女子枠を設けずに工学系新入生の女性比率向上を目指していることや、入学後の女子学生の交流会や女性への支援体制、東北大学工学系女性研究者育成支援推進室(ALicE)の活動などについて紹介がありました。

伊藤工学部長による開会のあいさつ

本学工学部のDEI推進に関して話す北川教授と「ずんだぬき」(ALicEマスコットキャラクター)

工学系新入生の女性比率の推移

プログラムは以下の通りです。

  1. ① 女性教員による研究紹介
  2. ② 社会で活躍する卒業生(OG)によるキャリア紹介
  3. ③ 各学科の女子学生によるキャンパスライフ紹介&クロストーク
  4. ④ 懇談会「女子学生や教員?OGに聞いてみよう!」

私たちは①の研究紹介をのぞかせていただきました。

研究紹介では、工学研究科材料システム工学専攻の小林真子助教の講演がありました。

学生時代は、遺伝子工学や生体材料学、再生医工学などを専門とし、大腸がんと膜タンパク質との関係性や抗体医薬品の開発、臓器移植の代替材料となる脱細胞化生体組織の機能解明について研究されていたようです。

現在は生体機能材料学分野に所属し、生体と材料間の相互作用を活用した生体材料の開発や材料の生体影響評価を通じて、分野横断的な研究に取り組んでいるそうです。

「やりたいことに近づけると思えば、大変でも頑張れた」と話す小林助教

2022年10月から本学にて研究を始めた小林助教。

「私自身もスタートラインに立ったばかり」と、自分のやりたいことに積極的に挑戦することの大切さをお話しされました。

当日のほかのプログラムに関しては、ALicEさんがウェブサイト上で紹介しています。

また、ALicEさんには以前、国際女性デー関連企画でお世話になりました。

他の記事もぜひ読んでみてくださいね!

関連記事

おまけ:研一グリーティング
取材:教育学部3年 小滝 真悠

小林助教のお話の後、外に出ようとしたら研一と遭遇!

あっという間に高校生や東北大生らに囲まれて写真撮影が始まりました。

エレベーターから降りた直後でこの盛況ぶり

研一「一緒にお写真どうですか?」

肩掛けバッグ(!!)をプレゼントされてご満悦な研一

学生広報スタッフの青山さんや竹中さん、千葉さんと合流して、研一との記念撮影をお手伝いしたり研一のうちわや名刺を配ったりしました。

また、オープンキャンパス両日で研一の缶バッジやカレーの引換券が当たるガチャガチャも設置されていたので、回してみました。

お目当ての缶バッジが出て喜ぶ堀川さん

研一の知名度がどんどん上がっていて驚いています...。

学生広報スタッフも、広報室の一員として今後も精力的に活動していきます!!

久しぶりにスタッフで集まれて楽しかったです!

記念にぱしゃり

大学院薬学研究科:薬用植物園見学
取材:教育学部3年 小滝 真悠

薬用植物園の入り口

オープンキャンパス2日目の最後は、薬学研究科の薬用植物園に行ってきました。

薬学研究科の方が案内してくださり、漢方の材料となる薬草に関してレクチャーいただきました。

シソ科の「コガネバナ」。

"黄金"色なのは根の方で、消炎性解熱の効用があるそう

お茶や化粧水に入っているイメージがある「ハトムギ」。滋養強壮や鎮痛などに効果があるそう

温室の中では様々な植物が生い茂っていました

この先は川内までつながっているそうですが、現在は閉鎖されています。何やらイノシシが出るそうで......

熱心に見学していた女子高校生にお話を聞きました。

薬草だけでなく果物といったよく知っている植物も育てられており、より薬学部に興味を持ったとのこと。「花粉症とくすり」に関する模擬講義も受けたそうで、身近なものと薬学を結びつけることについて学べたと話していました。

昨年は農学部の植物実験フィールドで菜園や品種改良の場を見学したので、薬用植物園では漢方の材料となる薬草やハーブなどが多く栽培されている様子を見学できて面白かったです。

参加者に配布された研一シールもいただきました!かわいい...!

実はまだ東北大学植物園に行ったことがないので、そちらもいつか記事にしたいですね...。

***

昨年と同様、今年も様々な企画に参加させていただくことができました!
やはり対面のオープンキャンパスだと、活気を直に感じることができていいですね。
取材にあたって協力いただいた各部署の皆様及び広報室の方々、ありがとうございました!!

また、2日目には東北大学とシカゴ大学とのコラボ企画にもお邪魔してきたので、別記事にて、番外編として紹介する予定です。
小滝が頑張って英語で取材したので、ぜひ読んでくださいね...!

それではまたお会いしましょう!

文?写真:学生広報スタッフ 小滝真悠、堀川みなる
協力:工学部入試広報企画室
大学院薬学研究科教務係
東北大学総務企画部広報室

関連リンク

2023年オープンキャンパス

問い合わせ先

総務企画部広報室
Email: koho*grp.tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)

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